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2025-08-15

【マッチレポート】スロベニアに35-41で敗戦、男子ユース日本代表は世界選手権を14位で終える《男子ユース世界選手権》


エジプトで開催された第11回IHF男子ユース(U-19)ハンドボール世界選手権。男子ユース日本代表は8月15日(金)、大会最終戦となる13・14位決定戦でスロベニアと対戦。前半は一進一退の展開を演じ、後半には一時同点に追いつく粘りを見せたものの、終盤に突き放され35-41で敗戦。最終順位は14位で大会を終えました。

試合展開

前半:互角の展開から2点差で折り返し
立ち上がりは大橋真人(筑波大)のカットイン、赤嶺尚太朗(興南高)の高さを活かしたシュート、古澤宙大(中央大)のディスタンスが決まり、4-4と互角の出だし。しかし、得点ランキング2位のスロベニアCBを軸にした攻撃と高い位置からのプレスディフェンスに苦しみ、連続失点で4-8とリードを許します。
中盤に入っても相手GKにディスタンスを連続で阻まれ得点が止まる時間帯が続く中、赤嶺が滞空時間を活かしたミドルシュート、古澤のステップシュートで応戦。それでも相手の強力なシュート力を前に7-13と点差は広がります。
ここから秋吉快生(日本体育大)、佐野敦哉(大阪体育大)らの速攻が決まり、佐野をトップに置いた5-1ディフェンスが機能し始めると、リズムを取り戻した日本。小幡駿陽(中央大)が好セーブを連発し、速攻から秋吉、大橋の得点でじわじわ差を詰め、前半終了間際には佐野の連取で17-19と2点差で折り返しました。

後半:同点追いつくも終盤に突き放される
後半は大橋のミドルで先制し、1人退場のピンチも小幡のセーブで凌ぐと、石原直弥(大阪体育大)、石原幸樹(法政大)の得点で追撃。6分には佐野が速攻とウイングからのシュートを連続で決め、ついに同点に追いつきます。
しかし、ここから相手GKに立て続けに阻まれて再び失点。中盤は石原幸樹の鋭いウイング、石原直弥のディスタンスで食らいつくも、日本の退場で数的不利となり、相手に7mを決められて再び4点差に広げられます。
それでも永野源(国士舘大)のミドルや古澤の7mで28-30とし、さらに永野の1対1突破で退場を誘う場面も。しかし追いつくチャンスで決定機を逃すと、速攻から失点を重ねて31-36と点差が開きます。
終盤も青砥直輝(明治大)のステップシュートや石原直弥のミドルなどで最後まで攻め続けましたが、守備を崩され35-41で試合終了。勝利はならなかったものの、最後まで積極的な攻撃姿勢を貫きました。

試合結果

日本 35(17-19, 18-22)41 スロベニア


■ 得点者
大橋 真人(筑波大学) 6点
佐野 敦哉(大阪体育大学) 5点
古澤 宙大(中央大学) 4点
青砥 直輝(明治大学) 4点
石原 直弥(大阪体育大学) 4点
秋吉 快生(日本体育大学) 3点
村田 大希(中部大学) 2点
石原 幸樹(法政大学) 2点
赤嶺 尚太朗(興南高校) 2点
永野 源(国士舘大学) 2点
本多 大地(日本体育大学) 1点

大会総括と未来への展望

世界の舞台で見せた成長
昨年のアジア選手権優勝メンバーを中心に挑んだ今大会、日本は予選ラウンドで2勝1敗の成績を残しメインラウンド進出を果たしました。強豪デンマークやチェコとの対戦では世界トップレベルの壁に直面しながらも、サウジアラビア戦での勝利など随所に粘り強い戦いを見せました。

世界で得た経験
この大会で培った経験と自信は、必ず日本ハンドボール界の飛躍につながる確かな礎となりました。この世界大会での学びを各所属チームで活かし、さらに成長を遂げることで、日本ハンドボールの未来はより明るいものになるでしょう。

感謝のメッセージ
大会期間中、SNSや配信を通して多くの声援を寄せていただき、ありがとうございました。選手たちの懸命なプレーが、多くの方々に届いたことを心より嬉しく思います。男子ユース日本代表はこの経験を糧に、さらなる高みを目指し続けます。