<機関誌2009年12月号巻頭言>


「すべては最善のために」



             (財)日本ハンドボール協会常務理事(強化本部長) 西窪 勝広 


kantogen-0912
 「アジアNo.1に返り咲く」をテーマとして、2009年度をスタートし半年が経過しました。
2016年東京オリンピック開催の夢は消えましたが、強化に関しては休むことなくロンドン
オリンピックに向け走り続けています。

  NTS一貫指導体制による選手発掘活動は再構築ができました。又JHAアカデミーも各都道
府県協会の強化担当の方に参集いただき、アカデミーの基本方針を説明いたしました。ア
カデミーキャラバン隊もスタートし、選手発掘に注力し、選手個々の強化にも努め、アカ
デミー生より男女日本代表にリストアップされるなど、徐々にではありますが成果が現れ
てきています。引続き、キャラバン隊を全国展開できる組織づくりを早急に進める必要性
を感じており、そのためには強化スタッフの育成も重要な課題です。

 又、JOC等からの様々なイベントの連絡は非常に重要です。すべてが強化に繋がる内容
であり強化スタッフが参加可能な環境作りにも最善を尽くしていきます。

 現在は、国、JOC、totoからの多額の助成金により強化が可能になっていますが、この
現状を認識し取り組んでいかなければ、強化の助成金は減額されていく可能性も十分あり
ます。その意味でも強化本部が最善を尽くし、強化スタッフと共に模範を示すことが重要
であります。

 「言うは易し行うは難し」ではなく「アジアのチャンピオンになるのだ」そして「オリ
ンピックに出場するのだ」と、強化スタッフ全員が強い意志を持ち、情報を共有し精進し
ていくことが大きな目標の必達に繋がると確信しています。

 勿論、現場の強化だけでは前に進むことはできません。審判部や技術委員会とも情報を
共有し、アジアの分析や'情報収集にも最注力していきます。

 男女日本代表を筆頭に、各スタッフが必死に強化に努めてくれています。

 今後は各カテゴリーの事業計画・選手名簿も常に情報公開し、皆様にいつでも観戦いた
だける環境整備も進めてまいります。

 12月には中国で女子世界選手権が開催されますが、ロンドンオリンピックに向けての前
哨戦と捉え戦ってまいります。

 ハンドボール関係者のお力をお借りし、大きな夢に向かい取り組んでまいります。

 引続き、ご支援.ご協力のほど宜しくお願い致します。



  (財)日本ハンドボール協会機関誌「ハンドボール」2009年12月号より転載