第15回男子世界学生選手権大会−全日本U23関係試合詳細−


第1戦 1998年12月30日(水)A組予選リーグ

全日本U23 20 ( 8−10, 12−10) 20 ポルトガル

<戦評>
前半スタート、ポルトガルが再度シュートで先制し、その後、所の7mスロー、古家、鶴見、の
得点で3連取するが、7mスローやシュートミスが多く一進一退の展開。24分ポルトガルが
ロングシュートなどで4連取し、8−10で前半終了。
後半、鶴見、永島の速攻などで3連取し、11−11の同点。10分に永島が退場するが、
ディフェンスがそのピンチをしのぎ、20分まで一進一退。23分に小倉のロング、古家のステップ、
カットインで20−16の4点リード。すぐにポルトガルもロングシュートなどで2得点し、29分で
20−18の2点リード。残り1分、古家、鶴見のシュートミスから逆速攻で失点し、20−20の
同点で引け分け。
ラスト1分のプレーが悔やまれる試合であった。

第2戦 1998年12月31日(木)A組予選リーグ

全日本U23 22 ( 7−16, 15−15) 31 トルコ

<戦評>
前半スタートから全日本はオフェンス、ディフェンスともに動きが悪く、トルコのロングや速攻など
で4連取され、9分までに0−4。その後永島の速攻、小倉のロングで得点するが、オフェンスでの
ミスが多く前半18分で3−9。21分過ぎにもミスから速攻などで4連取され7−16で前半終了。
後半に入り、オフェンス、ディフェンスともに動きが良くなり、下川の速攻や小藪のカットインなどで
得点するが、要所でトルコのロングシュートを止められず一進一退の展開。20分過ぎに小倉のロング
と速攻、小川、永島の速攻などで4連取するが、最後までトルコの攻撃を止められず22−31で終了。
前半の失点が大きすぎた試合であった。

第3戦 1999年1月2日(土)A組予選リーグ

全日本U23 18 ( 9−16,  9−14) 30 ユーゴスラビア

<戦評>
前半スタートからユーゴの堅い守りを攻めあぐみ。7分過ぎにユーゴに速攻で6連取され2−9。
全日本はオフェンスのリズムが悪く、古家のミドルや下川の速攻などで得点するが、速攻や
セットプレーでのミスが多く、9−16で前半終了。
後半に入ってもミスからの逆速攻などで7分過ぎに3連取され10−22の12点差。その後
所のステップ、小倉のロング、古家のカットインなどで得点するが、ユーゴもロングやカットインで
確実に得点し一進一退。20分過ぎに8点差に詰め寄るがラスト5分4連取され、18−30で
試合終了。

第4戦 1999年1月3日(日)A組予選リーグ

全日本U23 17 ( 7−12, 10− 5) 17 グルジア

<戦評>
前半15分まで小川のロング、所の7mスローで5−5の同点からオフェンスのリズムが悪く
なり、グルジアのロングやサイドで5連取され5−10の5点差。その後下川の速攻、古家の
カットインで得点するが、シュートミスが多くピンチを迎えるもののGK高木が好セーブを連発
し、7−12で前半終了。
後半に入りディフェンスの動きが良くなり、小倉のロング古家のカットインなどで10分までに
12−13の1点差、その後一進一退の展開が続き、21分まで17−17の同点。ここから
全日本は再三退場者を出すが、GK高木が好セーブを連発し、両チーム9分間無得点のまま、
17−17で引き分け。

第5戦 1999年1月4日(月)A組4位 対 B組3位

全日本U23 23 (11−16, 12−11) 27 ブラジル

<戦評>
前半ブラジルがサイド、ポストで2点先制。全日本も小川のロング、所の7mスローなどで
得点するが、ブラジルにサイド、ロングなどで得点され、24分まで3点差のまま9−12。
ラスト2分シュートミスから2点連取され11−16で前半終了。
後半全日本は10分までに小倉のロング、下川のミドルなどで18−20の2点差。ここから
ブラジルのサイド、ロングで3連取され、再び18−23の5点差。全日本は20分までに再び
3点差につめ寄るが、その後退場者が出るなどして思うように得点出来ないまま27分まで
7分間無得点。逆にブラジルに追加点を許し、結局23−27で終了。

第6戦 1999年1月5日(火)7・8位決定戦

全日本U23 28 (11−13, 13−11) 27 ウクライナ
            (2−2 延長 2−1)

<戦評>
前半立ち上がり全日本は動きが悪く、6分過ぎからポストプレーなどでウクライナに6連取され、
3−7。その後一進一退の展開からラスト3分で所のミドル、小川の速攻で11−13前半終了。
後半スタート、オフェンス、ディフェンスの動きが良くなり、4連取し15−14で逆転。その後、下川
野ミドルなどでとくてんするが、15分過ぎからオフェンスのリズムが悪く、22分に21−23で
ウクライナが再逆転。ラスト8分、このピンチをGK高木を中心にディフェンスが頑張り、下川の
ミドル、小倉のロングで24−24で延長戦へ。
延長前半を2−2で終わり、後半鶴見のサイド、スカイプレーの2連取で、28−27試合終了。
全日本延長戦の上、今大会初勝利を飾った。

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