2025-12-08
女子日本代表「おりひめジャパン」 第27回女子世界選手権
メインラウンド第3戦でセネガルを振り切る
11月26日(水)からオランダ・ドイツ(共催)で開催されている第27回IHF女子ハンドボール世界選手権。
女子日本代表「おりひめジャパン」は、12月7日(日)15:30(日本時間7日23:30)からオランダ・ロッテルダムでチームにとっての今大会最終戦となるメインラウンド第3戦でセネガルと対戦。27-23で競り勝ち、今大会最後の試合を白星で締めくくりました。
◇メインラウンド第3戦
日本 27(11-13, 16-10)23 セネガル
【前半】流れをつかめず苦しい戦い
日本は開始直後、中山佳穂(写真上)のカットインシュートが決まって幸先のいいスタート。
このまま先行して試合を進めたいところでしたが、相手GKの堅守もあり、大会初戦から課題となっているシュートの決定力不足が顔をのぞかせるとともに、相手の大型選手に6mライン際を自在に攻められ苦戦。11-13と2点ビハインドで後半に向かいました。
【後半】鮮やかなラストスパートで有終の美
後半、GK亀谷さくらが相手の7mTを止めたあと、中山のカットインシュートを皮切りに6分過ぎまでに4連取。15-13とリードを奪いました。
一気に突き放したいところでしたが、ミスが出たり、7mTを決め切れないなどもたつく間にセネガルに反撃を許し、16分、17-19と態勢を入れ替えられました。
タイムアウトで呼吸を整えた日本は、中山のカットインシュートに続き、運動量を活かして突破を狙い、相手のスタミナを奪った松浦未南(写真下)が速攻で連取して、18分、20-19とリード。
直後に追いつかれてからも、心身両面でのスタミナが切れることがなかった日本は、佐原奈生子、秋山なつみらが相手GKを攻略して着実にシュートを決め、前半苦しめられた相手の6mライン際の攻撃も封じてスパート。27-23でセネガルを振り切りました。
なお、セネガル戦終了時点では、メインラウンド・グループⅠの順位は未確定。9~24位の順位決定戦は行われず、メインラウンド各グループ3位のチーム間で9~12位、4位チーム間で13~16位、5位チーム間で17~20位、6位チーム間で21~24位の順位が決定します。
モーテン・ソウバク監督 試合後のコメント
「セネガルも強いチームでタフな試合となることはわかっていた。最後まで接戦だったが、メインラウンドを無敗で戦い抜くことができた。大会中に成長することもでき、満足している。
振り返ればハンガリー戦が惜しまれるが、大会を通して成長でき、多くのことを積み重ねることができたと思っている」
亀谷さくら選手 試合後のコメント
「可能な限り上の順位をつかみ取るために、どうしても勝ちたかった試合。リードしたり、されたりの厳しい試合を全員で乗り越え、勝利できたことに満足している。
今大会、すべての試合で楽しみ、自信を持ってプレーできたと思う。チームにとって、大きな成長があり、将来に向けても素晴らしい大会になった」
◇個人得点とGKセーブデータ
#13 中山 佳穂 8点
#19 佐原 奈生子 4点
#23 相澤 菜月 4点
#37 松浦 未南 3点
#20 秋山 なつみ 2点
#51 吉留 有紀 2点
#30 亀谷 さくら 1点
#32 佐々木 春乃 1点
#55 グレイ クレア フランシス 1点
#89 石川 空 1点
・GK(シュート阻止数/被シュート数)
#30 亀谷 さくら 8/31
詳細のスタッツはIHF大会サイトよりご確認いただけます。
◇メインラウンドを負けなしで駆け抜ける
メインラウンド最終戦でセネガルを下し、3戦2勝1分と負けなしで駆け抜け、今大会の戦いを締めくくった女子日本代表「おりひめジャパン」。セネガル戦終了時点では、まだ最終順位は確定していませんが、本場ヨーロッパ勢と5試合戦い、2勝1分2敗。これまで1つの大会で対ヨーロッパ勢との戦いは2勝が最高でしたから、一歩前に踏み出したことになります。
この経験、自信を来年の愛知・名古屋アジア大会、再来年のロサンゼルス・オリンピック予選へとさらにふくらませていく選手たちに、いっそうの声援をお願いします。
今大会、深夜、早朝の試合にもかかわらず、温かい声援をいただき、ありがとうございました。
【第27回IHF女子ハンドボール世界選手権】
期 間:2025年11月26日(水)~12月14日(日)
開催国:オランダ、ドイツ共催
大会詳細:大会ページ