左・男子日本代表「彗星JAPAN」、右・女子日本代表「おりひめジャパン」2026年度、日本ハンドボール界は地元・愛知県で開催される「第20回アジア競技大会」を最大の柱とし、2028年ロサンゼルスオリンピックへの道を本格的に歩み始めます。これまでの歩みで得た糧を力に変え、男女両代表がアジアの頂点、そして世界への切符を狙う1年の展望をお伝えします。
男子代表「彗星JAPAN」:アジア王者奪還と世界への再挑戦
左・トニー・ジェローナ監督、右・26年1月のアジア選手権でキャプテンを務めた水町孝太郎選手(豊田合成ブルーファルコン名古屋)男子日本代表「彗星JAPAN」は、パリオリンピックの激闘を終えた後、就任したトニー・ジェローナ監督のもと強化を進めています。25年1月の世界選手権、26年アジア選手権を経て、確実に「世界で勝つための組織作り」を深化させています。アジア選手権では翌年の世界選手権出場権を勝ち取り、着実に目標をクリアしました。
地元・愛知県で開催されるアジア競技大会では、アジア競技大会初の金メダル獲得を目指します。
注目ポイント
8月の「PSGジャパンツアー2026」では、ネクスト日本代表として2002年以降に生まれた有望な選手たちが世界最高峰のクラブと対戦します。代表チームの底上げを図る貴重な機会であり、ここでの経験が9月のアジア競技大会に向けた確かな自信となります。
女子代表「おりひめジャパン」:連覇、そしてロサンゼルスへ
左・モーテン・ソウバク監督、右・25年12月の世界選手権でキャプテンを務めた相澤菜月選手(Thüringer HC・ドイツ)女子日本代表「おりひめジャパン」は、モーテン・ソウバク監督のもと、2025年世界選手権での13位(32カ国中)という成果を基盤に強化を進めています。複数名の選手が欧州リーグで主軸として活躍しており、その国際経験が代表チームの大きな武器となっています。
今大会、前回大会王者として地元開催のアジア競技大会に臨み、連覇と金メダルを目指します。
注目ポイント
12月には、2027年世界選手権の予選を兼ねた「第21回女子アジア選手権」が控えています。アジア競技大会からの勢いを維持し、ロサンゼルスへの最短ルートを描くための重要な戦いが続きます。
2026年度 主要スケジュール一覧
男子:彗星JAPAN
●5月4日〜9日第1回強化合宿 味の素NTCにてシーズン始動
●6月10日第30回世界選手権 組み合わせ抽選会 1次リーグ組み合わせ決定
●6月末〜7月中旬第20回アジア競技大会 出場メンバー発表
●8月4日〜5日PSGジャパンツアー2026 有明アリーナ(ネクスト日本代表出場)
●8月31日〜9月18日第2回強化合宿 大会直前最終調整
●9月20日〜29日第20回アジア競技大会 愛知県(稲沢市・春日井市)
●11月2日〜8日第3回強化合宿 味の素NTC
●12月下旬〜27年1月上旬第4回強化合宿 味の素NTC
●27年1月上旬第1回海外遠征
●27年1月13日〜31日第30回男子世界選手権 ドイツ
●27年3月中旬第2回海外遠征(予定)
女子:おりひめジャパン
●6月末〜7月中旬第20回アジア競技大会 出場メンバー発表
●7月7日〜14日第1回強化合宿 味の素NTC
●9月9日〜18日第2回強化合宿 大会直前最終調整
●9月21日〜27日第20回アジア競技大会 愛知県(春日井市・稲沢市)
●10月18日〜26日海外遠征 欧州にて強化試合を予定
●11月23日〜12月1日第3回強化合宿 味の素NTC
●12月上旬第21回女子アジア選手権 開催地未定(上位4カ国が世界選手権へ)
●27年3月上旬第4回強化合宿 味の素NTC
ロサンゼルスオリンピックへの出場ルート
2028年ロサンゼルスオリンピックには男女各12チームが出場します。
(開催国アメリカ、世界選手権優勝、各大陸予選優勝、世界最終予選)
男子は、2027年1月の世界選手権(ドイツ)優勝チームが最速で出場権を獲得。2〜7位の場合は2028年4月の世界最終予選に進みます。また、2027年秋のアジア予選で優勝した場合も出場権を得られます。世界最終予選では各グループ4チーム×3組で争われ、上位2チームが出場権を獲得します。
女子は、2027年夏〜秋のアジア予選優勝が出場権獲得の最初のチャンス。その後、2027年12月の世界選手権(ハンガリー)優勝チーム及び、2028年2〜3月の世界最終予選の上位チームが出場権を獲得します。
日本代表への寄付のお願い:その一歩を、共に。

公益財団法人日本ハンドボール協会では、ロサンゼルス2028オリンピックでのメダル獲得を目指す男女日本代表を支援するため、「めざせ!ロサンゼルス!ハンドボール日本代表応援プロジェクト」の寄付金を募集しています。
強化合宿の遠征費、世界基準のメディカルサポート、データ分析体制——こうした活動のひとつひとつが、日本代表の競技力を高めます。1口1,000円から参加でき、複数口でのご支援も歓迎しています。公益財団法人への寄付のため、所得税・法人税における寄付金控除の対象となります。
募集期間:2026年4月1日(水)〜2027年3月31日(水)