<第17回世界男子ハンドボール選手権大会 トレーニングマッチ試合結果>



試合結果   第1戦(1/14(金))  第2戦(1/15(土))  第3戦(1/16(日))  第4戦(1/19(水))



◆ 第4戦(1月19日(水))


  JPN   30 (14-11, 16-11) 22 LIVRY GARGAN
  (通算1勝2分1敗)


   フランス遠征を良い形で終わらせるためにどうしても最終戦を白星で飾り
  世界選手権に繋げたい日本は、LIVRY-GARGAN(仏国内リーグ13位)との試
  合に臨んだ。
   前半立ち上がりは、日本の動きが硬く、相手のサイドシューターに連続で
  得点されリードを許したが落ち着きを取り戻した10分過ぎからは、宮崎、
  中川のミドルが決まりだし、日本ペースで試合は進んだ。20分過ぎからは、
  GK坪根の好守からサイド田中の速攻が連続で決まり、前半は14−11と
  3点リードで終了する。
   後半に入っても日本のペースは変わらず、固いDFから繰り出す速攻で松
  林のサイドシュート、アズマのポストシュートが連続で決まり相手の戦意を
  喪失させた。点差が開き退場者が出てペースが乱れたが、要所で個人技が光
  り、終わってみれば30−22と8点差の勝利となり、フランス遠征最終戦
  にて待望の1勝を勝ち取った。
   フランス遠征を良い形で締め来ることが出来、明日(20日)チュニジア
  に移動し世界選手権に向け調整に入るが、徐々に気持ちを大会モードに切り
  替えて大会に臨みたい。

   【得点】:野村=4点、アズマ=4点、田中=3点、田場=3点、
        松林=3点、豊田=3点、宮崎=2点、中川=2点、
        杉山=2点、ヒガシ=2点、羽賀=1点、永島=1点


◆ 第3戦(1月16日(日))


  JPN   24 (14-16, 10- 8) 24 カタール
  (2分1敗)                     (1分2敗)


   グルネーアンブルー大会最終戦は、カタールナショナルチームとの対戦で
  あった。同じアジア代表として世界選手権に出場するチーム同志の対戦であ
  り、ましては北京オリンピック出場を目指す日本にとって当面のライバルに
  なるであろうチームなので絶対に負けられない強い気持ちを持って試合に臨
  んだ。
   日本は立ち上がり宮崎の速攻でさい先の良いスタートを切ったが、相手の
  ロングシューターと右サイドシューターを守りきれずリードを許してしまう。
  悪いムードが漂ったが、何とか踏ん張り豊田の速攻と下川が得た7mスロー
  を田場が決め2点差に縮めて前半を終了した。
   後半に入り、DFの足が動き出した日本はGK高木の攻守から速攻を繰り
  出し、松林がサイドシュートを連続して決め、10分過ぎに同点に追いつい
  た。その後は両者ともにミスが多くなり、両者共にリードできない展開にな
  ったが残り40秒でカタールが1点リードした。日本も残り5秒で得た7m
  を豊田が決め引き分けに終わった。
   勝てるチャンスがあっただけに悔いの残る試合であったが、最後まで諦め
  ずに粘った結果、引き分けであったので評価できる内容であった。

   【得点】:豊田=7点、田場=5点、宮崎=4点、松林=2点、
        中川=2点、山口=2点、田中=1点、永島=1点

  他の試合結果
    モンペリエ 26 (12-16, 14-10) 26 ダンケルク
    (2勝1分)                       (1勝2分)


◆ 第2戦(1月15日(土))


  JPN   23 ( 8-14, 15- 9) 23 ダンケルク
  (1分1敗)                     (1勝1分)


   フランス遠征第2戦目のダンケルク(フランス国内4位)との試合は、立
  ち上がり相手DFを攻めあぐみペースの握れない日本に対し、ダンケルクは
  両サイドの得点で日本をリードした。宮崎のミドルシュート、田場の7mで
  追いすがるが相手の攻撃を止められず6点ビハインドで前半を終了する。
   ハーフタイムで攻撃面の修正を行い後半に臨んだ日本は、変わったGK吉
  田の好守から豊田、下川がよく走り得点に結びつけ点差を縮めていった。D
  Fでも羽賀を中心とした一線DFが相手の攻撃をよく守り、残り5分には中
  川のカットインシュートで同点に追いついた。その後一進一退の攻防が続い
  たが両者譲らず引き分けに終わった。

   【得点】:宮崎=6点、中川=5点、豊田=4点、下川=2点、
        田場=2点、松林=1点、岩本=1点、アズマ=1点、
        山口=1点

  他の試合結果
    モンペリエ 37 (21-12, 16ー15) 27 カタール
    (2勝)                       (2敗)


◆ 第1戦(1月14日(金))


  JPN  28 (14-20, 14-17) 37 モンペリエ
  (1敗)                      (1勝)


   世界選手権を目前に控え、フランス遠征を実施した日本は、現在フランス
  国内リーグ首位のモンペリエと親善試合を行った。
   立ち上がり日本は、相手のポストプレーを守れず簡単に主導権を握られて
  しまう。豊田の速攻、宮崎のミドルシュートで応戦するも6点ビハインドで
  前半を終了する。
   後半に入り中川のミドルシュート、ヒガシの速攻で追い上げるが相手のう
  まいゲーム運びに点差を縮める事が出来ず、結局9点差で終了した。大型ポ
  ストの守りに課題を残したが、明日の試合にはしっかりと修正して臨みたい。

   【得点】:宮崎=5点、中川=4点、豊田=3点、野村=3点、
        田場=3点、松林=2点、ヒガシ=2点、岩本=2点、
        山口=2点、下川=1点、羽賀=1点

  他の試合結果
    ダニケルク 25 (13-16, 12- 8) 24 カタール
    (1勝)                       (1敗)