大会

第23回女子世界選手権

試合詳細

2017-12-05
予選ラウンド
モンテネグロ 28 - 29 日本

  予選リーグ3試合目、1敗1分の日本と1勝1敗のモンテネグロとの一戦はモンテネグロのスローオフでスタートする。
  開始早々、両チームともミスが続く中、モンテネグロのRWのサイドシュートで最初の得点を挙げる。日本も負けじと池原のRWからのシュートですぐに追いつくとGK亀谷の好セーブで相手のチャンスを抑えると、永田のPS、松村のSSで4-3とリードする。その後池原が退場し、2回のノーマークをGK亀谷がまたしても好セーブで日本のピンチを救う。11分過ぎモンテネグロはGKを下げ7人攻撃で日本を攻める。モンテネグロのDSが決まり4−6となったところで日本はタイムアウトを申請。その後日本は7人攻撃で得点を重ね、原の7mのリバウンドを松村が決め、モンテネグロのFBをGKの亀谷がファインセーブすると、角南(ゆ)の鋭いフェイントでの1対1で7−10と追いすがる。亀谷の好セーブで日本は苦しい場面をなんとか食らいつく。26分松村のLWからのシュートで12−13と1点差まで近づくが大事な場面で大型ポストに強引にねじ込まれ前半を12-15の3点ビハインドで折り返す。
  後半に入り松村、池原のSSで1点差に猛追する。後半6分日本は4−2DFにシステムを変更し相手のオフェンスにプレッシャーをかける。佐々木のBT、池原のSSで再び1点差に迫る。10分モンテネグロの連続退場、日本はこのチャンスをしっかりとものにし池原の連続SSで同点に追いつく。その後角南(ゆ)の獲得した7mを原がしっかりと決め久々のリードを奪う。そこからは一進一退の攻防が続き、大事な所で角南(ゆ)の3連続得点でリードを保つ。残り1分30秒モンテネグロが意地の同点にすると残り40秒で横嶋がDFの間を強引にねじ込み1点のリード、最後のモンテネグロの攻撃を抑えた日本は、待望の1勝を挙げた。
  ベストプレーヤーオブザマッチにこの日9得点を挙げ日本の勝利に貢献した池原が選出された。