ニュース一覧

2020-05-04

緊急事態宣言延長に伴う日本ハンドボール協会・湧永会長のメッセージ


ハンドボール・ファミリーの皆様へ:
日本ハンドボール協会会長の湧永寛仁です。
新型コロナウイルス感染症の拡大傾向が収まらない中、政府による「緊急事態宣言」が延長されることが本日発表され
ました。当初5月6日までと予定されていたものが、31日までと三週間以上延長されることとなります。
これまでの辛く厳しい外出自粛生活をさらに続けることになりますが、一日でも早い事態の終息のため、今しばらく
一緒に我慢の時間を過ごしましょう。
また、ご家族やご友人に闘病中の方がおられるかもしれません。一日も早いご回復をお祈りいたします。


今年後半に開幕を迎える日本ハンドボールリーグ、そして来年の東京オリンピックを目指しておられる選手・スタッフ・関係者の皆様
それぞれが不自由な環境の中でも厳しいトレーニングを続けながら、体調の維持を図っておられることと思います。
シーズンのスタートに向けて、辛抱強く頑張って頂きたいと思います。皆様の雄姿を観られる日を楽しみにしています。


社会人、大学生、高校生、小中学生、マスターズ。それぞれの大会を目指して頑張ってこられた皆様
目標とされてきた大会が中止となったことで、悲しく悔しい思いをされていることでしょう。我々も主催者として、
皆様の晴れ舞台、日頃の努力を発揮する場を奪うことは苦渋の決断でした。今はまだ気持ちの整理が付かないかも
しれませんが、次の機会は必ずやってきます。その日のために、ぜひハンドボールと向き合い続けてください。


加盟団体の皆様
開催に向けてご尽力されていた大会の中止など、辛い思いは私たちも同じです。再開の時期に向けて、心を一つにして
乗り切りましょう。


ハンドボール・ファンの皆様
全国各地での熱戦を心待ちにされていたことでしょう。残念ながら、当面は大会会場でお会いすることが叶いません。
この新型コロナウイルス感染症の終息を待って、日本ハンドボール協会も大会開催予定を具体化していきます。それま
ではSNSなどを通じて、ハンドボールと接していてください。私たちも多くの情報発信に努めてまいります。


今、何よりも大事なことは皆様と、皆様の大事な方々の命、健康を守ることです。もうしばらく、皆で「STAY HOME」。
一緒に頑張っていきましょう。皆様のご健康を心よりお祈りいたします。



2020年5月4日
公益財団法人 日本ハンドボール協会
会長
湧永寛仁